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注文住宅でおしゃれな家を!押さえておきたいポイントは?

注文住宅でおしゃれな家を!押さえておきたいポイントは?

注文住宅は自分の理想を形にできますが、何でもかんでも詰め込んでしまうと雑然とした印象になり、まとまりのない家になってしまうでしょう。
おしゃれな家を目指すには、押さえておきたいポイントがあります。
この記事では、おしゃれな注文住宅を建てる際に、押さえておきたいポイントを解説します。
記事の後半では、インテリアのコツや、おしゃれな家を目指すときの注意点なども解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

イメージ固めがスマートな家づくりへつながる

注文住宅でおしゃれな家を建てるには、最初のイメージ固めが重要です。壁や天井、床、間取りなど、設計の時点であらゆる設備を具体的に考えておきましょう。
統一感をテーマに家づくりをすると、おしゃれでスタイリッシュにまとまります。
後から欲しい設備・機能を追加していくと、せっかく統一したデザインが崩れてしまいます。欲しい設備やスペースをあらかじめ考慮しておき、設計に反映できるかもポイントです。

注文住宅会社との打ち合わせが大切

マイホームの購入は一生に一度なので、試行錯誤してデザインを考えましょう。
しかし、インターネットで理想の家を探しても予算と照らし合わせると実現可能かわからないものです。
そこで、家づくりのプロである住宅会社と相談しながら、詳細なデザイン設計を行うのがおすすめです。
理想の暮らしや希望を何でも話せる関係性であれば、打合せも楽しく進められますし、最終的には一緒になって良い家を作っていけるでしょう。

外観のポイント

家の見た目がおしゃれだと暮らしが楽しみになりますし、楽しめれば愛着も湧いてきて暮らしも楽しくなるというサイクルになれば最高ですね。
ここでは、外観をおしゃれにする以下6つのポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。

・玄関
・外壁や屋根
・窓のデザイン
・庭
・ガレージ
・ベランダやバルコニー

玄関

家族やゲストが家に入ったときに、真っ先に目に入るのが玄関です。
家の顔となる玄関は、家の第一印象を決定づけるため、おしゃれなつくりを意識したいものです。

親戚や子どもの友達といったゲストが訪れた際に、玄関がおしゃれだと好印象を持たれるでしょう。自宅でピアノ教室や学習塾を開く際も、玄関がおしゃれであれば、教室の第一印象がよくなります。

玄関は靴や空気入れ、ベビーカー、アウトドアグッズなど、さまざまなものが置かれます。狭い空間にそれらのものが詰め込まれると窮屈な印象を与えるため、ゆとりのある空間を必ず意識しておきましょう。

外壁や屋根

外観の大部分を占めるのが、外壁と屋根です。色やデザインにこだわることで、おしゃれな家に近付きます。建物の構造がシンプルでも、外壁や屋根のデザインがおしゃれだと、全体が魅力的に見えます。

白と黒がメインのモノトーンスタイルや、煉瓦造りの北欧スタイルなど、使用する素材によって与える印象が異なるので、住宅会社とよく相談して決めていきましょう。

先にデザインを決めてから色や素材を決めた方が、選択肢が絞られるため、現実的に実装できるラインが見えてきます。

窓のデザイン

窓と言われて、まず思い浮かぶのはどのような形でしょうか?四角形の窓が一般的ですが、円形や楕円形、半円といったさまざまな形の窓があります。

また、引違い窓や掃き出し窓、縦すべり窓、横すべり窓など、開け閉めの方法も多種多様なものがあります。

窓の数や配置まで考慮することで、おしゃれな外観に近付くので、ぜひ検討してみましょう。
ただし、窓は外だけでなく、内からも見える内装の役割もあるため、注意が必要です。

一般的に思い浮かべる庭は、家の前に付いている庭ではないでしょうか?
しかし、家の形状をL字、コの字、ロの字に工夫すれば、中庭も作れます。中庭で家庭菜園をするのもよいですし、池を作るなど、自分だけの理想の空間を演出できる点は大きなメリットです。

また、庭でビニールプールを広げるといった、子どもとその友人が遊ぶスペースにもなるため、庭を作ることでおしゃれで実用的な家に近付きます。

ガレージ

車やバイクといった車両を収納できるガレージは、無骨なイメージを持つ方が多いです。
しかし、デザインに注意すれば十分おしゃれに演出できます。

たとえば家とガレージを離れのように置くことで、敷地全体をおしゃれに見せられます。
また、ガレージの内装・外観を家のスタイルに合わせることで、より統一感が増しておしゃれになるため、意識してみましょう。

ベランダやバルコニー

ベランダ・バルコニーは、外観のなかで非常に目を引くポイントです。ここにこだわらないと、外観が崩れる原因になります。

たとえばベランダの配置を考えないと、1階と2階で窓の位置がずれてしまい、統一感が崩れます。
家のスタイルに合わせて、木製の壁の採用や、透明感が特徴のポリカーボネートを採用しましょう。

内装のポイント

外見だけでなく内装もこだわると、毎日の暮らしがより豊かに感じるようになります。
内装は趣味・嗜好を反映させやすいので、人によって差が出るものです。

次は、内装をおしゃれにするポイントを解説します。内装で気をつけたいポイントは、以下の5つです。

・シンプルで良質な内装建材
・団らんのリビングは家の中心
・フロアごとの照明選び
・使いやすく大容量の収納
・機能的な水回り

シンプルで良質な内装建材

建材には価格・色・デザイン、さまざまな種類があります。凝ったデザインがおしゃれにつながると思われがちですが、シンプルなデザインでも十分おしゃれに演出できます。

見た目だけを気にして、耐久性や機能性を軽視しては本末転倒です。凝ったデザインのみにお金をかけるのではなく、シンプルで良質な内装建材を選びましょう。

団らんのリビングは家の中心

家のなかで、最も家族団らんの時間を取れるのがリビングです。リビングが家の中心になるよう配置することで、家族のコミュニケーションを取りやすくなります。

たとえば、子どもが帰宅して玄関からすぐに自室へ向かえる配置では、年齢を重ねるごとに、コミュニケーションの頻度が低くなると予想されます。どの部屋に行くにも、リビングを通るような間取りにすると、顔を合わせる機会が多く生まれるのでおすすめです。

また、リビングは家族団らんの場所だけでなく、ゲストを招く部屋にもなります。そのため、おしゃれに仕上げると非常に満足度が高まるでしょう。
リビングのテイストを中心に、ほかの部屋のデザインを決めていくことで、内装が一気に崩れることを避けられます。

フロアごとの照明選び

▼主な照明の種類と特徴

照明の種類 特徴
シーリングライト 天井に付ける照明
ダウンライト 埋込型の照明
ペンダントライト 吊り下げ型の照明
ブラケットライト 壁や柱に取り付ける照明
フットライト 廊下、階段の足元を照らす
間接照明 壁や天井にライトを当てて反射した光を楽しむ照明

 

ただ部屋を明るくすれば、おしゃれな内装になるわけではありません。内装をおしゃれにするには、フロアごとに最適な照明を選ぶのが重要です。上記のように、照明ごとにさまざまな特徴があります。

玄関は第一印象を決定づけるポイントなので、明るく全体を照らせるようにするとよいでしょう。寝室は光と影を生み出す間接照明を用いたり、シャンデリアやペンダントライトを使って高級感を演出したり、照明の色を考慮するなど、考慮すべきポイントはいくつもあります。

また、照明は実用性も考えて選ぶのがポイントです。たとえば階段での安全面を考慮したフットライトの採用や、子どもが勉強・作業をする際に邪魔にならないように、部屋を明るく照らす直接照明を使用するといった点に注意しましょう。

使いやすく大容量の収納

内装をおしゃれに見せるためには、ものを少なくして、すっきりした空間を意識するのがポイントです。
とはいえ、生活に必要な家具・家電も多数あるため、できるだけ収納を利用して、見える範囲にものを置かないことを意識しましょう。

できるだけ多くのものを収納できるような幅広いスペースや、高さを変えられる棚を作りつけるなど、実用性も考慮できると、おしゃれと機能性を両立できます。

機能的な水回り

水回りは生活感がでやすい場所ですが、シンクが独立したアイランドキッチンを採用するといった工夫で、おしゃれに見せられます。また、朝の身支度で洗面所が混雑しないよう、ダブルボウルの洗面台にするのもおすすめです。

インテリアのコツ

外装と内装も重要ですが、インテリア選びで部屋の雰囲気は大きく変わります。ここではおしゃれなインテリア選びのコツを3つ解説するので、ぜひ参考にしてください。

素材やカラー、テイストの統一感

インテリアで重要なのは、素材やカラー、テイストの統一感です。まずはテイストから決めることで、素材・カラーの選択肢を絞って悩む時間を減らせます。以下に主なテイストの種類と、特徴をまとめました。

スタイル 特徴
ナチュラルスタイル 木材をはじめとした自然素材の風合いを引き出すスタイル
アメリカンスタイル アメリカで流行ったスタイル

革や木材を活用したヴィンテージスタイルなどある

アジアンスタイル 自然素材を活用して、リゾートのような開放感を味わえるスタイル
モダンスタイル ガラスや金属を活用して、現代的・都会的な雰囲気を楽しめるスタイル
カントリースタイル 木材を多用して欧米の田舎の素朴な雰囲気を楽しめるスタイル
北欧スタイル 北欧発祥で温かみのある空間が楽しめる。木材や曲線のインテリアが特徴

 

あえて見せる収納

基本的に、見える範囲にものを置かない方がスッキリした印象を与えられますが、あえて見せる収納を用いることで、おしゃれな演出ができる場合があります。

たとえば本が好きでたくさんの書籍を集めている方や、スニーカーをコレクションしている方などは、趣味のグッズをあえて見せることで、オリジナリティ溢れる部屋になるでしょう。
家族の写真や観葉植物、好きなアーティストのCDやグッズなどを飾るのもおすすめです。

しかし、ものが多すぎるときや、配置・向きを考慮しなかった場合は逆効果で、乱雑なイメージを与える可能性があるため注意が必要です。

観葉植物やフェイクグリーン

おしゃれな空間を演出するのであれば、観葉植物やフェイクグリーンを使って、自然を取り入れるのもおすすめです。置く場所や種類にこだわることで、家族やゲストが癒される空間をつくれるでしょう。

本物の観葉植物と、フェイクグリーンのどちらを置くか迷った際は、以下の表を参考にしてください。

メリット デメリット
本物の植物 ・空気を綺麗にする
・湿度を保つ
・香りを楽しめる ・水やり、日光を浴びせるといった手間がかかる
・枯葉や土の掃除が面倒
・虫が湧く可能性がある
フェイクグリーン ・お手入れの手間がかからない
・掃除が楽
・虫が湧かない
・どこにでも置ける ・空気清浄効果はない
・どうしても質感が劣る
・埃がたまる
・退色する

手間のかからないもので選ぶのであればフェイクグリーン、質感や空気清浄効果を重視するのであれば、本物の植物を選びましょう。

観葉植物やフェイクグリーンは、生活導線に被らないように配置するのが重要です。導線を避ければ、ぶつかって鉢が割れる、枝が折れるといったリスクを抑えられます。

とくに本物の植物を置く場合は、多くの太陽光が必要なものと、基本的に日陰に置かなければいけないものがあるので注意しましょう。

おしゃれな家を目指すときの注意点

ここでは、おしゃれな家を目指す際に押さえておきたい4つの注意点を解説します。家づくりで失敗したくない方は、必ず最後までチェックしておきましょう。
 
・流行に流されない
・海外の家を参考にする際はスケール感を意識
・一緒に住む家族の意見も尊重
・もっとも重要なのは住みやすさ
 

流行に流されない

一生のうち、大部分をマイホームで過ごすことになるため、飽きのこないデザインにするのが重要です。
一過性の流行に流されてデザインを決めてしまうと、10年・20年後に飽きてしまい、後悔するかもしれません。

シンプルで洗練されたデザインを重視することで、インテリアの差し色で遊ぶ、見せる収納に置くものを変えるといったデザインのレパートリーを増やせるでしょう。とはいえ、自分だけでデザインを決めるのは大変なので、住宅会社に相談をおすすめします。

何年先も快適な「設計士とつくる家」について、こちらのページで紹介しています。

海外の家を参考にする際はスケール感を意識

アメリカの地方といった、海外の家を参考にする場合は、スケール感を意識しましょう。安く広い土地の上に建っている海外の家をそのまま参考にしても、日本で建てるには土地が足りないことが予想されます。

また、日本では玄関で靴を脱いで裸足または、スリッパを履いて生活するのが一般的ですが、土足文化の根付いている国の家を参考にする場合は、注意が必要です。

一緒に住む家族の意見も尊重

人によって、どういったデザインをおしゃれに感じるかは差が生じます。自分ひとりで考えるのではなく、一緒に住む家族の意見も尊重しましょう。
自分が好きなデザインを、必ずしも配偶者や両親が好むとは限りません。

とくに家事・生活導線が考慮されていないと、ストレスの原因になります。そのため、事前に家族内で意見を出し合う、住宅会社に相談するといった対応が重要です。

もっとも重要なのは住みやすさ

どれだけおしゃれな家にこだわったとしても、最優先すべきは住みやすさです。長年住むことになる家で、快適性・機能性を捨ててしまうと、後悔することが予想されます。

たとえば、おしゃれを意識して窓を小さくしてしまったばかりに、家のなかに降り注ぐ日当たりに影響が出ることがあります。また、デザインにお金をかけた分、床暖房が付けられないといったケースなどがあるでしょう。

何でもかんでもおしゃれを意識するのではなく、あくまで生活に便利かどうかでデザインやインテリアを選びましょう。

まとめ

おしゃれな注文住宅を建てる場合は、外観、内装、インテリアそれぞれで注意すべきポイントがあります。何でもかんでも理想を詰め込むのではなく、シンプルで洗練されたデザインの方がおしゃれに見えるので覚えておきましょう。

注文住宅は高いお金を払ってつくるので、以下の4つのポイントを覚えておくと、失敗を避けやすくなります。
 
・流行に流されない
・海外の家を参考にする際はスケール感を意識
・一緒に住む家族の意見は尊重
・もっとも重要なのは住みやすさ
 
自分や家族だけではおしゃれな家の作り方がわからない場合、住宅会社に相談するのがおすすめです。その道のプロなので、的確なアドバイスを受けられるでしょう。

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