
知っておきたい素材のこと
家の素材と言われても、なかなかピンとこないかもしれませんね。
でもお客様の「こんな家が欲しい」というイメージをかたちにするために、
素材はとても重要な要素です。
このページでは、私たちつくる側が、どんな素材をどんな意図をもって
使っているかを簡単にお教えします。
モデルハウスや見学会で家を見る時にもきっと役立ちますよ。
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木をたっぷり使った建物の中に居ると安心する―そう思う人は多いのではないでしょうか? 木の肌触り、色目、におい、どれも私たち日本人が古くから愛してきたものです。 内装に木を使うと、クロスだけの部屋よりもニュアンスを付け加えることができます。 構造的に必要がなくても、わざと化粧梁などを用いたりするのも、そういう効果を狙っています。 ただし、あまりにも木の比重が多いと重くなってしまうこともあるので、あくまでバランスよく木を使うことが大切です。
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フラットな床や壁に立体的な石やタイルをあしらうことによって、重厚感が得られます。 また高級感を演出する際にもしばしば用いられます。 空間にアクセントをつけたい時の強い味方です。 ただし、手入れには多少の手間がかかるものもあるので、使いどころなどをよく相談して決めましょう。
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外壁や屋根の材料として最近人気のガルバリウム。 1970年代にアメリカで開発されたアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のことです。 文字通り鋼鈑ですので切り取ったような直線的なシルエットとなり、スタイリッシュなデザインができるのが特徴です。 太陽光 ・風雨・温度変化などに対し、変質や劣化を起こしにくいという利点ももっています。 最近では塗り壁や木の壁との組み合わせもよく行われています。
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漆喰や珪藻土(けいそうど)などの塗り壁。 この素材が選ばれる一番の理由は、何と言っても「自然素材である」ということでしょう。 漆喰は石灰などを主成分にわらや麻などの繊維を加えたもの、珪藻土は海や湖などに降り積もった珪藻と呼ばれる小さな藻類を原料としています。身体に有害なものを含んでいない上、調湿作用にすぐれ、紫外線に強く、サイディングのような目地を必要としないため、仕上がりが美しいといった特徴をもっています。 どこか懐かしい、独特の空気感を持っているのも大きな魅力の一つです。
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最近インテリアによく使われているアイアン(鉄)。 使い方次第でカッコよくもかわいくもなる重宝なアイテムです。 黒色なので空間を引き締める効果や、大人っぽい雰囲気を醸し出すのにも使われます。 アンティーク家具や雑貨との相性も抜群です。 ガラスは光を通すため、間仕切り壁や階段の腰壁などに入れることで変化のある空間づくりができます。 光とともに気配も感じることができ、程良い抜け感とつながりをもたらしてくれます。
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